Sana Sini Indonesia 

 

紅茶工場を訪ねる       中島 苑子 

 

小牧空港からガルーダインドネシアが発着していたころ

小牧空港ガルーダー所長夫人からおいしい、インドネシア紅茶をもらいました

ですが、、、お世辞にもおいしいとは言えない代物でした

その後、ある人から、この紅茶なら”おいしい”ともらったのが、サリワンギでした

12年ほど前、バンドンへ行った時、その広大な茶畑を車の中から見て、圧倒されました

3年ほど前、今度はじっくりその国営工場見学

ちょうどその地域全体が深い霧に包まれ茶畑の緑が、それはそれは美しかった

工場へ着くと、早速おじさんが(多分この工場を退職した、、)

収穫した葉から、紅茶になるまで熱心に説明してくれます

出来上がった紅茶は大きな袋積めになって山の様に積んであり殆んど輸出用

説明が終わって入口に戻ると、ちょっとしたカフェがあり

あまーい紅茶と説明料が待っています

ここではテイーバックになった紅茶が買えます

ジャワ島にはたくさんの国営お茶工場があることも教えてもらいました

 

今年は東ジャワのお茶工場へ行きました

ここはスラバヤの近くで、

避暑地と言うか、若い人や家族が休日に 遊びに行っても楽しめるように

サッカー場、動物園、ホテル、レストランなどが工場の周りにあります

また、学校の授業で工場見学もよくあるようでした

入り口で待っていると、摘み取られた葉が次々とトラックで運ばれてきます

そして、これは何キロ、何キロと計っています

入り口で入場料を払いますと工場の若い人が来て工場内を案内してくれます

ここの工場も出来上がった紅茶は大きな大きな袋ずめにして中東へ輸出の由

説明が終わるとその青年は仕事の途中なので、、、、で さよなら

工場の向かい側はちょっと洒落たお店で、

ここで出来た紅茶にブレンドしたものが売られています

日本で言う玉露になるのもありました やはり高いです

工場見学を終わって茶畑を下りる道すがら、

女の人が三々五々集まって、今日一日仕事を終え、足取りも軽く 道を下って行きます

 

日本で売られているいる紅茶の多くは、インド、スリランカ等々

100%インドネシアは少ししか見かけません

バンドン郊外、スラバヤ郊外の紅茶 おいしいです

でも、あと一歩かな、、、

日本で100%インドネシア紅茶が数多く売られるのを、夢見て、です

 

 

写真をクリックすると拡大します。